「グランツーリスモシリーズ」の累計生産出荷本数が5000万本を突破したそうです。「すごく売れてるんですね」と思いがちですが良く見ていただきたい!「累計生産出荷本数が5000万本を突破」です。出荷本数ではありません。
生産出荷本数というのは工場から倉庫へ出荷された本数を数えます。ちなみに工業製品の場合、生産数=生産出荷数になることが殆どです。通常ゲームソフトの流通経路は「工場→倉庫→問屋→小売店→消費者(ユーザー)」となっています。つまり、問屋に届く前の数字です。さらに「累計」と出ているので、1本のソフトから複数本の生産出荷本数をカウントすることが出来ます。要は工場から出荷されたのものが工場に戻り、そこから倉庫に再出荷すれば1本のソフトが2度生産出荷されることになります。それを考えると山内氏の
「グランツーリスモ」は当時のレーシングゲームのオルタナティブ、というか、あくまでもアウトサイダーな作品として作ったものでした。『届く人に届けばいい』そう思って作った作品です。ですから、5000万本という数字には心底驚いています。店頭に行ってゲームのパッケージを探し、レジで代金を支払う。短い時間ですが、それでも3分はかかるでしょう。
という言葉が悲しく聞こえますw5000万本と言う数字は店頭に並ぶさらに前ですからねw
この生産出荷数については以前から指摘がありバッシングの対象にもなっています。PS3の生産出荷台数550万台に対し実売数が360万台だったのは記憶に新しいところです。
まぁ、「ソースはソニー」なので仕方ありませんwちなみにリンク先の記事をみると「GT5P」の累計生産出荷本数は27万本となっています。パッケージとダウンロード販売の2種類でこの本数とは随分寂しいですね。ところで一つ気になる点があります。「GT5P」はダウンロード販売もあるわけですが、ダウンロード販売の生産出荷ってどうカウントするんでしょうかね?
3 件のコメント:
>。「GT5P」はダウンロード販売もあるわけですが、ダウンロード販売の生産出荷ってどうカウントするんでしょうかね?
それ、すっげー知りたいですw
・・・単純に=販売数?
あるいはもとデータのみ計算ってことで・・・一本w
いえいえ
1GB=1000本です。(w
GT5Pは世界223万本。GT4は1004万本。
生産出荷といってもGT4までの数値は事実上出荷数でしょうな。
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